Viniqrobe

ヴィニクローブ

Viniqrobe

ヴィニクローブ

高山村だからこそ実現できる。繊細で奥深いピノ・ノワールを追い求めて


 赤ワインに特化したドメーヌ、ヴィニクローブ

About the Winery

ワイナリーについて

北アルプスと信州の山々を望む美しい景観。樹齢500年のエドヒガン桜の巨木に見守られ、森や田んぼ、りんご畑に囲まれた田園に静かに佇む。大量の小石が混ざる粘土質の薄い表土、急な斜面を山からの風が絶えず吹き抜ける畑。


この高山村の風土に惚れ込んで、ピノ・ノワールのワイン造りのために移住した、ヴィニクローブの倉田氏。北信のワイナリー等での研修を経て、2016年に500本の苗木を植えた日から挑戦が始まった。2019年、ワイナリー「VINIQROBE(ヴィニクローブ)」を設立。

ピノ・ノワールは標高650mの冷涼地で栽培し、すべて自社畑産。ブドウの樹一本一本、房ひとつひとつに手をかけるために、畑は1ヘクタールにとどめる。繊細なピノ・ノワール栽培は日本ではそれほど難しい。


「安定的に上質なピノノワールを栽培することは容易ではありませんが、長い年月をかけて、この高山村の風土にあった栽培手法を追求しつづけ、自分たちが納得し、自信を持ってワイン愛好家の方々に届けられるピノノワール造りを目指します。いろいろ造るほど器用じゃない。赤ワインしか作りません。白はやらない。」ときっぱり。

畑は、除草剤を使わず、耕して草根を取り除くことなく、草生栽培を行っている。ワイナリーの畑は自然の草で満たされ、ミミズが土を耕し、モグラが地中にトンネルを掘ったあとの「モグラ塚」が点々と。生物多様性にあふれるブドウ畑は、ハチ、カエル、蝶、トンボ、数限りない昆虫と植物の営みを支え、野鳥の美しいさえずりに溢れている


ブドウの熟度にあわせて畑を小区画ごとに丁寧に選果・収穫。収穫前は毎日のように房の状態を確認し病果や未熟果などは落とす。さらに収穫時の選果を徹底的に行うなど、原料となるブドウの品質に細心の注意を払っている。

収穫した果実はすぐにワイナリーに運ばれ、除梗。あえて梗を入れる製法もあるが、ヴィニクローブでは目指すワインの味わいを出すためすべて除梗。また、繊細なピノ・ノワールの香りを引き出すために、なるべくぶどうにストレスを与えず重力で移動させるグラビティ・フローを採用。

フレンチオークの樽が並ぶカーブ。土間に砂利を敷き詰め、自然の調湿を図りつつ、温度管理を徹底。


2021年11月末、2019年ヴィンテージのピノ・ノワールとメルローをリリースしたが早々に完売。次の出荷が待たれる。


醸造家のメッセージ

「これまで支えてくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。小さなワイナリーですが、この素晴らしい高山村をもっと広く知ってもらうために、私たちはより良い高山村産ワインを作ることで微力ながら少しずつでも恩返ししていければと願っています。」

Pinot noir, Merlot 

完売ピノ・ノワール、メルロー 

※いずれも少量限定につき、オンラインでは販売しておりません。


2018 ピノ・ノワール

高山村黒部区の自社畑で手間暇を惜しまず育てたピノノワールの初ヴィンテージ。

2018年は8月まで好天に恵まれた一方、9月は例年より雨が多くピノノワールには厳しい年となりましたが、徹底的な選果を行うことで健全なぶどうのみを使って醸しました。

発酵後、手動のバスケットブレスで絞った後、ステンレスタンクと古樽で1年間熟成(研修していたカンティーナリエゾーさんにて仕込み)。

ほどよいタンニンとしっかりとした骨格があり、香りにはピノノワール特有のイチゴや、野ばら、ラズベリーのコンポートのニュアンスなどが感じられます。瓶での十分な熟成期間を経て飲み頃を待ち、2021年11月リリース。


2019 ピノ・ノワール

2019年は8~9月の天候に恵まれました。9月に収穫を迎えるピノノワールにとっては幸いな気候となり、まるで黒真珠のような粒の果実に心が踊った収穫でした。

醸造では、果実の繊細さを失わないように細心の注意を払い、仕込時は、一部コールドマセレーションした後にゆっくりと発酵させ、低圧でソフトに搾りました。フレンチオークの新樽で1年間熟成。

優しい酸とおだやかなタンニン、ピノノワール特有のバラの香りと新樽由来のふくよかなバニラ香が調和し、繊細でやわらかい味わいが特徴です。


2019 メルロー

天候に恵まれた2019年は自社畑のメルローの初収穫になりました。この年は、自社畑ブドウに加え、私たちと同じ高山村でこだわりのワインぶどうを生産している大内さんのメルローを、キュベを分けて仕込みました。同じ高山村の中でも標高や土壌が違う畑は収穫時期も異なり、それぞれにたしかな個性を持ちます。ふたつのキュベを組み合わせることで、味わいにいっそう広がりが生まれました。

フレンチオークの新樽と一部ステンレスタンクで熟成し新樽比率をやや下げて、メルローらしさを引き出しています。

シナモンやナツメグなどスパイスの香り、熟したプルーンのような甘やかなニュアンスも感じられます。心地よい酸と果実味のバランスがよく、飲みやすい口当たりが特徴です。


(VINIQROBE ウェブサイト https://viniqrobe.studio.site

Sound of winemaking

「ワインの産声」発酵タンク内の音声「ピノ・ノワール」

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